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自動運転の社会実装に向けた当社の取り組み~定常運行~

2025年5月9日

【東京都 西新宿地区】自動運転レベル2による路線バスの通年運行を開始

東京都の西新宿地区では、自動運転レベル2による路線バスの実証実験を実施してきましたが、2025年2月22日からは通年運行を開始しました。

アイサンテクノロジー株式会社及びA-Drive株式会社、東京都、京王電鉄グループの協働による定常運行は、土日祝日の午前11時~午後2時台の間、25分間隔で新宿駅西口と東京都庁を結ぶルートを自動運転レベル2にて走行しています。(8月以降、運休する期間もあります) 

専用アプリでの事前予約・事前決済が必要で、大人190円、小学生以下100円でご乗車いただけます。

定常運行にあたり、当社グループはリアルタイムのシステム監視、技術サポート、データ分析などの役割を担っています。将来的な自動運転レベル4実装に向けたデータやノウハウを蓄積しています。

西新宿・塩尻ともティアフォー製「Minibus」を使用

【長野県塩尻市】自動運転レベル2の定常運行を開始

2025年1月に自動運転レベル4での実証実験を実施した長野県塩尻市では、5月9日より、隔週の金曜土曜に塩尻駅、塩尻市役所、商業施設等を結ぶルートを自動運転レベル2で走行する定常運行を実施し、200名を超える方に乗車いただきました。

アイサンテクノロジー株式会社及びA-Drive株式会社、長野県塩尻市、一般財団法人塩尻市振興公社、アルピコ交通株式会社、アルピコタクシー株式会社が参画し、地域交通事業者等の地域人材による自動運転サービス提供体制の構築、持続可能なサービス構築に向けた収益性の検証、将来的な自動運転レベル4運行実施を想定した課題抽出を行っています。

自動運転の実用化は、政府目標として2025年に50か所以上、2027年に100カ所以上での社会実装を目指すとされています。
ドライバー不足や地域の公共交通課題を解決する自動運転の本格的な社会実装に向けて、当社では、今後もパートナー企業と協力し、各地の自動運転実証事業へ参画し、社会実装への取り組みを推進してまいります。

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