挑戦と進化のストーリー

人と組織の力で、会社は変わる。管理本部の挑戦

2025年8月26日

人と組織の力で、会社は変わる。管理本部の挑戦

話し手:幡副本部長(経営管理本部)

企業の成長は、事業戦略だけで決まるものではありません。その根幹には、働く「人」の力と、それを支える組織の力があります。今回は、広報・IRから人財採用・教育まで、会社の根幹を支える経営管理本部の幡副本部長に、その仕事のやりがいと未来への想いを聞きました。

Q. まず、幡副本部長が現在担当されている業務について教えてください。

経営管理本部全体の統括が主な役割ですが、「広報・IR」と「人財採用・教育」の分野に力を入れて取り組んでいる部の兼任もしております。目まぐるしく変化する環境に対応し、社員の皆さんが働きやすい環境を整えつつ、会社の情報を魅力的に社外へPRし、未来のアイサンテクノロジーを担う仲間を見つけ、育てること。それが私のミッションです。

Q. 幅広い業務の中で、特にやりがいを感じるのはどんな時ですか?

管理本部の仕事は、社内の様々な人と関わる機会が非常に多いのが特徴です。特に最近は採用活動を強化していることから、新たな社員が増えているのですが、彼ら、彼女らが職場でいきいきと活躍している姿を見る時は、心から「採用して良かったな」と感じますね。人の成長を間近で感じられることが、何よりのやりがいです。

Q. ご自身の仕事が「会社の価値」に繋がっていると感じる瞬間は?

私たちが作成した資料や数字は、株主の皆様に公開されます。株主総会などで株主様と直接お会いした際に「将来が楽しみな会社だね」とお声がけいただいたり、新入社員から「この会社に入れて本当に良かったです」という言葉を聞けたりした時ですね。自分たちの仕事が、社内外からの会社の評価に直結していると実感できる瞬間は、大きな喜びを感じます。

Q. 最近、チームで成し遂げた印象的な出来事はありますか?

昨年の10月に実現した、名古屋証券取引所への重複上場です。
上場準備に関わる膨大な業務でしたが、人生で何度も経験できることではないですし、チーム一丸となって乗り越えられた、達成感を感じるプロジェクトでした。

Q. 今後、この会社でチャレンジしたいことは何ですか?

当社は55年以上の歴史を持つ会社ですが、今まさに「若返り」という大きな変化の時期を迎えています。この変化の波を捉え、私自身が中心となって、会社の未来を担う『第2、第3のアイサンテクノロジー』を創る人の流れを、しっかりと作っていきたいと考えています。

Q. そのために、今「採用」と「育成」で取り組んでいることは何ですか?

採用については、人口減少が進み「採用難」と言われる時代だからこそ、アイサンテクノロジーの魅力を積極的に発信し、全国から優秀な人財に集まってもらう必要があります。「アイサンで働きたい」と思ってもらえる人を一人でも多く増やすことが、私の重要な仕事です。

育成については、当社の長い歴史の中には、特定の個人にしか伝わっていない素晴らしい文化や貴重な技術が埋もれてしまっていることがあります。そうした会社の財産を、研修制度などを通じて次の世代へしっかりと伝承していく。そうした新しい取り組みを、まさに今年から始めています。

Q. 社員の「定着」という面では、どのような環境づくりをされていますか?

まず、働き方の面では、多様なバックグラウンドを持つ社員が働きやすい職場環境づくりに、この数年注力してきました。福利厚生や制度の面では、かなり働きやすい会社になっていると自負しています。

それに加えて、今後は部署の垣根を越えた「縦と横の繋がり」を強化する新しい仕組みも作っていきたいと考えています。社員同士のコミュニケーションが活発になれば、仕事はもっと楽しくなりますし、組織としての一体感も生まれるはずです。社員が長く、安心して働き続けられる環境を整えるのも、私たちの重要な役割です。

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